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キャットフードに含まれている栄養素たんぱく質

キャットフードの原材料は、使われている量の多いものから順に表示されています。
キャットフードの原材料で、一番はじめに書かれているのはたんぱく質がほとんどです。
また、成分表を見ると、たんぱく質の割合が一番多く表示されているキャットフードが多いでしょう。
猫は、たんぱく質を人間の4~5倍必要としており、たんぱく質は生きていく上で最も大切な栄養素です。
ここでは、キャットフードに含まれている栄養素のたんぱく質について説明します。

たんぱく質とは?

たんぱく質とは、5大栄養素のひとつです。
(たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルを5大栄養素と言います。)
筋肉や臓器を作り、皮膚や被毛を作る素となり、エネルギーやホルモン、酵素、抗体を作ります。

たんぱく質は、約20種類のアミノ酸から構成されています。
その中で、体内で合成できないので、食事から摂る必要があるものを必須アミノ酸といいます。
猫は、必須アミノ酸が11種類あります。

たんぱく質は、肉、魚、牛乳、卵、乳製品などに多く含まれています。

たんぱく質の種類

キャットフードに含まれるたんぱく質には、チキン、ターキー、ポークなどの肉やサーモン、まぐろ、かつおなどの魚や卵から摂れる動物性たんぱく質と、大豆、小麦、とうもろこしなどの穀物から摂れる植物性たんぱく質があります。

猫は、肉食なので腸が短く、肉などのたんぱく質の吸収、代謝に優れていますが、小麦、とうもろこし、大豆などの穀物の消化は苦手としています。
ただし、植物性でも消化吸収できるように加工されたものは、消化吸収率が90%以上あるので、消化を苦手としません。
加工された植物性たんぱく質は、「超高消化性たんぱく質」(L.I.P)と言い、キャットフードのパッケージに表示されています。

たんぱく質の量

猫は、人間の4~5倍の量のたんぱく質を必要としています。
猫が一日に必要なたんぱく質の量は、体重×7.0グラムで、計算できます。
猫は、たんぱく質が不足すると、発育が遅れる、体重が減る、身体機能が低下する、被毛の発育が悪くなる、などの症状がでます。
また、たんぱく質を過剰に摂取すると、肥満になったり、腎臓や肝臓へ負担がかかったりします。

AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準では、キャットフードには、最低26%のたんぱく質が含まれていることが必要となっていますが、できれば40%以上あるものがいいでしょう。

たんぱく質の質

たんぱく質には、質が良くないたんぱく質があります。
猫が消化を苦手としている植物性のたんぱく質や、ミール、副産物に入っているたんぱく質は、質の良いたんぱく質ではありません。
特に、安価なキャットフードに含まれているミールや副産物は、粗悪な肉から作られていることがあるので、質が悪い可能性が高いです。

キャットフードの主原料は、肉や魚が望ましく、穀物やミール、副産物などが多いものは避けましょう。
ただし、ミールの前にチキンミール、サーモンミール、など素材の名前がはっきりと記載されていて、製品紹介のホームページなどで説明がある場合は、質がいいものなので確認するといいでしょう。

粗たんぱくとは?

キャットフードの成分表を見ると、「たんぱく質」ではなく「粗たんぱく質」と書かれていることが多いです。
たんぱく質は、たんぱく質以外のアミノ酸やアンモニアなどの窒素化合物が含まれているので、たんぱく質だけを正確に量ることが難しいのです。
粗たんぱく質には、たんぱく質以外に窒素化合物が含まれていますが、窒素化合物は少量なので、粗たんぱく質の量は、大体たんぱく質の量だと判断してよいでしょう。

まとめ

たんぱく質は、猫には必要な栄養素で、不足すると発育の遅れ、体重の減少、身体の機能の低下、被毛の発育の低下などが起こります。
しかし、過剰に摂取すると肥満になったり、腎臓や肝臓に負担を与えてしまいます。
たんぱく質は、猫にとって不可欠な栄養素ですが、適切な量を摂取することが必要です。
また、質の悪いたんぱく質を摂取すると栄養が足りなかったり、体調が悪くなったりします。
たんぱく質は質のよいものが含まれているキャットフードを与えましょう。

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