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キャットフードの原材料油脂について

キャットフードの原材料の欄を見ると、キャットフードには動物性油脂や植物性油脂などの油脂が含まれていることがわかります。
しかし、この油脂とはどんな油なのかはっきりわからない飼い主さんは多いのではないでしょうか? ここでは、キャットフードの原材料のひとつの油脂について説明します。

油脂の種類

油脂は、動物性油脂と植物性油脂に分けられます。
動物性油脂は、牛脂(タロー)、豚脂(ラード)、鶏脂(チキンオイル)、魚油(フィッシュオイル) があり、飽和脂肪酸を多く含んでいます。
植物性油脂は、大豆油、ごま油、オリーブ油、パーム油、胚芽(はいが)油、菜種油などがあり、不飽和脂肪酸を多く含んでいます。

油脂の特徴

油脂は、炭水化物やたんぱく質の約2倍のエネルギーを持つので、少量で必要なエネルギーを補うことができます。
また、猫は脂を好むことが多いので、油脂はキャットフードの嗜好性を高めます。

動物性油脂の問題点

動物性油脂には問題点が2つあります。

何の動物の脂なのかわからない

動物性油脂は、何の動物の油なのかわからない、という点が問題視されています。

油脂の酸化を防ぐための添加物は表示されない

キャットフードに含まれている脂肪は、空気に触れると酸化しやすいです。
そのため、油脂には、酸化を遅らせるための酸化防止剤や保存剤などの添加物が含まれている場合があります。

ペットフード安全法では、キャットフードに入っている添加物を表示する義務はありますが、油脂の酸化を防ぐために、油脂に使用された添加物を表示する義務がありません。
ですので、添加物は含まれていない、と表示されているキャットフードでも、キャットフードに含まれている脂肪に添加物が含まれている場合があります。
しかし、それを知る手段は消費者にはありません。

良心的なメーカーは、動物性油脂のすぐ後にカッコで油脂に使用している酸化防止剤を表示しています。
そのようなメーカーは、使用している酸化防止剤も人工添加物ではなくローズマリーなどの天然の素材を使用している場合が多いです。

保存料や酸化防止剤を使用している油脂が入ったキャットフードを猫が食べた場合は、嘔吐、下痢、口臭を引き起こす場合があります。
また、がんや心臓病になる危険性が高くなります。

植物性油脂の問題点

植物性油脂にも問題点が2つあります。

抽出方法によって栄養価が違う

植物性油脂は、熱を加えず、圧をかけて抽出する冷温圧搾法で作られたものは良いのですが、高温による圧搾法で作られたものはビタミンやミネラルが失われています。
薬剤を使用する溶剤抽出法では、油脂はヘキサンなどの溶剤に溶かされ、製造中に200度を超える高温にさらされます。
ビタミンやミネラルは失われ、油も劣化します。
しかし、キャットフードに入っている植物性油脂は、どの方法で抽出されたのかを知ることは難しいです。

何の植物の油かわからないものが多い

「植物性油脂」とだけ書かれたものは、何の油かわかりません。
良心的なキャットフードはどんな植物の油かを明記しています。
植物性油脂は、動物性油脂とだけ書かれているものよりは安全ですが、できたら何の植物かはっきり書いてあるものがよいでしょう。

植物性油脂のメリット

植物性油脂は、動物性油脂よりも酸化する速度が遅いので、酸化防止剤が含まれていない場合が多いです。
ですので、動物性油脂より植物性油脂を使っているキャットフードの方が安心です。

まとめ

キャットフードに含まれている油脂には、動物性油脂と植物性油脂があります。
動物性油脂は、エネルギー源として大切な飽和脂肪酸を含み、植物性油脂は猫が食事でしか摂ることができない不飽和脂肪酸を含んでいます。
動物性油脂も植物性油脂も原材料にはっきりと何の油脂か表示されているキャットフードを選ぶといいでしょう。
また、植物性油脂は、酸化防止剤が含まれていない場合が多いので、動物性油脂より植物性油脂を使用しているキャットフードの方がいいでしょう。

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