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キャットフードの正しい保存法について

猫にキャットフードを与えていて、なんだか食いつきが悪くなったなあ?と思ったことはありませんか?
それは、もしかしたらキャットフードが酸化しているのかもしれません。
猫は、人間の数万倍~数十万倍の嗅覚を持っているので匂いに敏感です。
ですので、キャットフードが酸化していると匂いで判断して食べないことがあります。
キャットフードはいったん開封すると酸化が始まりますが、できるだけ空気に触れないように保存すると、新鮮な状態を長く保つことができます。
ここでは、キャットフードの正しい保存方法を紹介します。

酸化とは?

酸化とは、空気中の酸素が食品に触れて、化学反応を起こすことです。
キャットフードの場合、キャットフードに含まれている脂肪分が酸化して過酸化脂質になります。
さらに、過酸化脂質は悪玉コレステロールになって、蓄積すると皮膚や内臓に負担がかかり、将来がんやアレルギーにつながる可能性が高くなります。

キャットフードが酸化するとどうなるのか

キャットフードが酸化すると、酸味、苦味が出てきて色が悪くなり、ビタミンA、D、Kなどの栄養素は、簡単に分解されてしまいます。
猫が、酸化したキャットフードを食べると、新陳代謝が低下して、栄養が行き渡りにくくなり、老化が早くなります。
また、嘔吐や下痢を引き起こすこともあります。

キャットフードを保存する場所

キャットフードは、開封前でも保存状態が悪いと酸化します。
キャットフードを保存する時は、次の3つのポイントを守りましょう。

湿度が高い場所は避ける

台所の下や洗面所は湿度が高いので、キャットフードを保存するのは避けましょう。

直射日光を避ける

窓際などの、直接日が差し込む場所は避けましょう。

温度の変化を避ける

一日の温度の差が激しい場所は避けましょう。

キャットフードを保存する場所は、食器棚の中や日が差し込まない部屋、パントリー(食料部屋)などがよく、できれば除湿器を近くに置くといいでしょう。

開封後のキャットフードの保存法

ドライキャットフードの場合

袋止めクリップで留める

ジッパーが付いていないキャットフードの袋は、簡単なクリップで留めただけで保存すると、キャットフードがどんどん酸化してしまうので止めましょう。
時間がないなどの理由で、どうしてもそのまま保存する場合は、袋の中の空気を抜いて、保存用の袋止めクリップやスティック型のジッパーで袋の口を留めましょう。

小分けにしてジップロックに入れる

キャットフードを一日分~3日分ごとに小分けにして、ジップロックに入れて保存します。
一緒に、酸化を防ぐ脱酸素剤、乾燥剤を入れて、袋を閉める時にできるだけ中の空気を抜きましょう。

小分けにして真空パックに入れる

小分けにしたキャットフードを真空パックにして保存すると、さらに酸化を防ぐことができます。
真空パックは、家庭用真空パック器で簡単に作ることができます。
家庭用真空パック器は、手軽なハンディタイプと使いやすい普通のタイプがあります。

ジップロックも真空パックも、透明な袋は光を通して酸化が進むので、除湿性、遮光性に優れているアルミ素材の袋を使うといいでしょう。
アルミの袋が、手に入らない場合は、上から布をかけて光が当たるのを防ぎましょう。

また、ジップロックや真空パックで小分けしたキャットフードは、ストッカーに入れて保存するとさらに酸化を防ぐことができます。

密閉容器に入れる

キャットフードを大きな密閉容器に入れて保存する方法もあります。
密閉容器には、ビンタイプ、缶タイプ、プラスチックタイプがあります。
どのタイプでも差はありませんが、ペットフード専用のフードストッカーを利用すると便利でしょう。

フードストッカーに入れる時は、底に脱酸素剤を入れ、キャットフードを入れたら、その上にビニール袋に入れた新聞紙を入れて、隙間ができないようにします。
そうすることで、キャットフードが空気に触れる面積が減り、湿気も防ぎます。
それでも湿気が気になる人は、一緒に乾燥剤を入れるといいでしょう。

キャットフードが減ってきたら、ビニール袋の中の新聞紙の量を増やしてすきまを埋めます。
キャットフードは袋からストッカーに移してもいいですが、専用ストッカーは袋ごと入るものが多いので、袋についているチャックを閉めてストッカーに入れると二重に密閉できます。

また、フードストッカーの一種に、フードディスペンサーがあります。
フードディスペンサーは、キャットフードを入れてダイヤルを回すと、必要な分だけ出てくるので、蓋(ふた)を開け閉めする必要がなく、キャットフードが空気に触れる回数が非常に少なくなります。
フードディスペンサー型の自動給餌器もあり、日中家にいない人や長時間の外出が多い人、忙しい人に非常に便利です。

真空ストッカーに入れて保存する

ストッカーの中には、真空密閉できるストッカーもあります。
真空密閉できるストッカーには、手動でポンプで空気を抜くタイプとボタンを押すと自動で真空状態にできるタイプがあります。
ボタンタイプのほうが、簡単に真空にできるので使いやすいでしょう。
真空で保存できるので、密閉タイプのストッカーよりも酸化防止の効果が高いです。

ウェットキャットフードの場合

ウェットキャットフードは、開封した後は保存はほとんど効きません。
一回で食べきれない場合は、与える前に取り分けて、残りは密閉容器や皿に移して冷蔵庫に入れましょう。
ただし、保存は一日が限度です。

一日で、どうしても食べきれない時は、ラップに包んで冷凍できます。
食べる時は冷蔵庫で自然解凍して与えますが、冷凍、解凍すると風味は劣化するので、匂いに敏感な猫は嫌がる場合があります。

保存は常温か、冷凍

ドライキャットフードは、冷蔵庫に保存すると結露がついてカビが生えることがあるので、冷蔵庫では保存できません。
ドライキャットフードは、常温か冷凍で保存しましょう。

キャットフードの保存方法で、一番酸化を防止する効果が高いのは、小分けした真空パックのキャットフードを冷凍庫で保存することです。
使う分だけ冷蔵庫で自然解凍すると、毎日新鮮なキャットフードを与えることができます。

しかし、小分けして冷凍保存することが一番良いとわかっても、手間や冷凍庫の空きなどでできない人も多いでしょう。
キャットフードは、フードストッカーに入れるだけでも、酸化を防止する効果は高くなります。
それもできないという人は、キャットフードの袋のジッパーを閉める時に、空気を抜くことを心がけましょう。

おわりに

猫は、嗅覚が優れているので、匂いの変化に敏感です。
キャットフードは開封した瞬間から酸化が始まり、味や匂いが落ちますが、保存方法に気を付けると、猫にいつでも新鮮で美味しいキャットフードを与えることができます。
保存方法は色々あるので、自分に合った保存方法を選びましょう。

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