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タイ産キャットフードについて

缶詰のキャットフードはタイ産が多く、日本の輸入キャットフードの中でタイ産は約2割を占めます。
タイ産のキャットフードはなぜ、缶詰めが多いのでしょうか?
ここでは、タイ産のキャットフードについて紹介します。

キャットフードの缶詰はタイ産が多い理由

一般的に、魚肉の缶詰はタイ産が多いです。
タイは、ツナ缶(マグロの缶詰)の原材料である小型マグロの漁獲量が多く、人件費も安いので水産加工業が盛んだからです。

ツナ缶はマグロの白い肉を使用して作ります。
その時使用されない赤身の部分が、キャットフードに加工されます。
(白身を使った猫用缶詰もありますが、高価です。) ツナ缶に使うマグロの量の3分の2がキャットフード用に使用されます。

また、同じ魚の違う部分を使用して作るので、人間用のツナ缶と猫用の缶詰は、同じ工場で作られています。
ですので、猫用缶詰も、ツナ缶同様に清潔な工場で作られています。

タイのキャットフードの安全基準

タイでは、ペットフードの安全基準は、メーカーによって選ばれています。

表示されている基準の例
・HACCP(ハサップ)という国際的に認められた衛生管理の手法
・GMPという医薬品および医薬部外品の製造管理・品質管理の基準
・AFFCO(米国資料検査官協会)の基準
・その他、人間の食用の安全基準

また、タイ政府は世界の台所として、タイの農産物や食品の海外輸出を促進する計画を進めています。
そのため、タイは、原材料から加工、輸出にいたるまで、厳しく安全管理を行っています。
特に、2007年に中国で起きたペットフードのメラニン混入事件後は、タイでも安全管理がより厳しくなりました。

奴隷労働問題

タイには、季節労働者や移民を、安い賃金で長時間働かせている、という奴隷労働問題があります。
奴隷労働問題は、水産業でも多く起こっています。
季節労働者や移民が、漁船に乗せられて安い賃金で、一日20時間働かされているケースが報告されました。
奴隷労働が行われていることを知りながら、その企業からマグロを仕入れてキャットフードを作っていた会社に対して、消費者から訴訟がおきた事件もあります。
キャットフードの品質と奴隷労働問題は、直接関係はありませんが、奴隷労働者が安い賃金で働いたので、安く生産できたキャットフードを、猫に与えることに抵抗を感じる人はいます。

おわりに

タイはツナ缶の生産が盛んなので、缶詰のキャットフードも多く製造しています。
一匹のマグロのうち、人間は3分の1の白いところしか使わないので、残りの栄養のある赤身の部分をキャットフードに使用して、材料を無駄なく使っています。
タイは、衛生管理もよく、労働奴隷問題が改善されれば、安く品質のよいキャットフードの缶詰を製造できる国、と言えるでしょう。

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